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2018.11.01

RMSで売上アップ!楽天スマホページカスタマイズ攻略法5選


もはやどのショップ様も注力している楽天スマホページの強化。
しかしPCページと比べるとRMSで作り込みが出来る部分が制限されていることがあり、他社との差別化に悩んでいるショップ様も多いのではないでしょうか。
ただでさえスマホページは画面が小さく、情報を効果的にアピールする必要があります。

今回は楽天市場のページ規約はしっかり遵守しつつ、売上アップに効果のある楽天スマホページカスタマイズ方法をご紹介していきたいと思います!

楽天市場全体のスマートフォン・アプリ経由の売上は約70%に達しています。
非常に多くのユーザー様がスマホページを閲覧しているので、対策してすぐ効果を実感できる施策もあるのではないでしょうか。

▼目次

■その① カテゴリを分かりやすく伝える

スマホページの問題点としてよく言われるのが、「カテゴリが分かりにくい」ということ。
通常PCページでは、レフトナビに種類別、価格帯別、色別・・・などと多くのカテゴリを一挙に掲載することができ、商品ページを閲覧中のユーザー様も気軽にカテゴリから商品を探すことが出来ます。
もうひとつ、商品ページの上部に「パンくずリスト」と呼ばれる小カテゴリの羅列があり、ユーザー様が今どこのページを閲覧しているのかが一目で分かるようになっています。

ところがスマホページのカテゴリ一覧は、商品ページからダイレクトに飛ぶことが出来ず非常に分かりにくいところにありますよね。
ですので各カテゴリのバナーを用意してボタン形式にしてみる、下位カテゴリを一覧表示する等の一工夫でお買い物しやすいページにすることが出来ます!

■その② お気に入りボタンの活用

ブログ等のWEBページではメジャーな「お気に入りに追加」機能ですが、ネットショップでもかなり活用されてきているのをご存知でしょうか。
Amazonでは「欲しいものリストに追加する」、BUYMAでは「ほしいもの登録」、フリマアプリのメルカリでも「いいね!」機能があり、閲覧後に改めてお気に入りの商品を見直すことが出来ます。
もちろん楽天市場にも同様の機能があり、お得な情報を自動で通知してくれる優れものです。

具体的には
・クーポン
・ポイントアップ情報
・セール等の値下げ情報
・楽天スーパーDEALの情報

等の情報を楽天市場トップページのナビゲーションにある「お知らせ」欄で自動配信してくれます。
ユーザー様はどんな商品をお気に入り登録しやすいかというと、
・色比較して購入したい商品
・気になっていていつか買いたい商品
・リピート買いしたい商品
などが挙げられます。

そんなユーザー様の関心度の高い商品のお得情報が自動で配信されるので、ユーザー様・ショップの両方にメリットのある機能です!

「お気に入りに追加」ボタンは楽天スマホページのデフォルトにもありますが、
よりお気に入りに追加してもらう為には、目立つボタンを作ってページのファーストビューに設置する等すると気軽にボタンを押してもらいやすくなります。
セール前に対策しておけば、予めお気に入り登録してくれたユーザー様に自動的にセール情報のお知らせが届くので効果的です!

■その③ ヘッダー・ナビボタンを商品ページに載せる

スマホ商品ページの作り込みというと画像説明が並ぶ長いLPがメジャーですが、ユーザーのスクロール作業が増えることで、欲しい情報にたどり着くまでに時間がかかってしまい離脱に繋がる恐れもあります。
特にヘッダーやフッターに載せている情報は一度スクロールしたら戻るのは面倒ですよね。
楽天の共通バナーや共通説明文もページ下部のみの掲載なので、せっかくおすすめ情報を載せていても見てもらうまでに離脱されがちです。

そこでユーザビリティの改善策として考えられるのが追従式のヘッダー・ナビボタンです。
ヘッダーのカスタマイズといえば2017年の規約改定で楽天のヘッダーを隠すことが罰点の対象になり、急いで修正をしたショップ様もいらっしゃるかと思います。
今回は楽天のヘッダーを隠すことなく、合法的にカスタマイズ出来る方法のご紹介です。

それは「商品ページを開いた最初の段階では楽天のヘッダーが表示され、スクロールするとショップ独自のヘッダーが表示される」というもの。

ショップ独自のナビゲーション上で人気カテゴリのアピールやセール情報を設置しているショップ様もあります。どの商品ページに入ってもスクロールさえすれば必ずユーザー様の目に留まる部分ですので、是非ご活用ください!

(楽天市場の2017年2月に施行されたページ規約に準じる内容です)

■その④ショップ内検索窓のカスタマイズ

楽天スマホページでは商品ページの一番上の部分に検索窓が表示されています。
この検索窓は「楽天市場全体」「ショップ内」のどちらで検索するかを選択することは出来ますが、ユーザー様目線で考えると、楽天全体でたくさんの商品から比較検討したい方も多いです。

ショップ様としてはもちろん、ショップ内の似た商品ページにアクセスしてもらいたいと思いますので、この場合はショップ内検索をしてもらえるようにユーザー様を誘導するのが得策です。
しかし検索窓をそのままカスタマイズしてしまうと、楽天のページ規約に違反してしまいますので一工夫必要になります。

幸い、離脱の恐れのある検索窓はトップに1つしかありませんので、その③でご紹介した「スクロールすると表示されるナビゲーション」を活用しましょう!

例として、ナビゲーションにトップページへのリンク、人気カテゴリ、検索窓を設置すれば具体的に欲しい物が決まっている人は検索窓から、色々な商品を見てみたい人はトップページまたは人気カテゴリから別の商品ページに移動することが出来ます!

(楽天市場の2017年2月に施行されたページ規約に準じる内容です)

■その⑤スライドバナーの活用

色々な商品をアピールしようとしてバナーを縦に並べてしまうとユーザーがスクロールした時に目的の箇所に行くまでの時間がかかってしまい離脱率が上がってしまいます。
それを防ぐために、アピールしたい商品が横にスライドするスライドバナーを設置して縦長になりすぎないようにする事が出来ます。
また、見栄えが良くなるだけでは無く、スライドバナーで紹介されている商品は店舗がオススメしている商品と言う事が伝わりやすくなるのでクリック率が上がりショップ内の回遊性アップの効果もあります。


如何でしたでしょうか。

楽天スマホページは制限が多くてお困りのショップ様が非常に多いです。これらの施策を取り入れることで、他ショップとユーザビリティの面で差別化を図ることが出来ます!

ただ見やすいページというだけではなく、訴求力のあるページにすることにより
・今まで離脱していたユーザー様の囲い込み
・購入を迷っているユーザー様への長期的なアプローチ
・ショップのファンやリピーター様の獲得
に繋げることが出来る施策です。即時的な売り上げのアップ、中長期的なショップのブランディングやロイヤルカスタマーの育成の為に、取り入れられる部分は是非取り入れてみてくださいね。

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