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2018.11.20

【楽天市場】商品画像を一工夫!転換率アップの為に出来る5つのこと


ネットショップの商品登録の際に必須なのが商品画像。
特に自社オリジナル商品をアップする場合、社内で全ての商品画像を用意するということも多いかと思います。
実物を手に取って見ることの出来ない通販では、いかに商品画像で魅力をアピール出来るかが重要ですよね。
そんな売上を左右する商品画像ですが、皆さんは普段商品登録をする際にどのような商品画像を何枚ほど登録しているでしょうか。

今回は転換率という観点から、おすすめの画像枚数やアピールするべき情報をまとめていきたいと思います。

▼目次

■商品画像って何枚くらい登録すればいいの?

前述した通り、商品の魅力がどれ程お客様に伝わるかは商品画像の質に大きく左右されます。
一般的には商品画像は多ければ多い程良いとされています。
その分情報量が増え、購入前の段階で商品に対する疑問や不安が払しょくされる可能性がぐんと上がるからです。

しかし、似たような画像ばかりを何枚も登録していては意味がありません。
求めている情報が得られずお客様の離脱に繋がる恐れがありますので注意が必要です。
そこで商品の魅力を余すところなく伝える為の5つのポイントを順番にご紹介したいと思います。

■ズームイン・ズームアウトを活用しよう

同じ方向からの写真でもズーム倍率によって伝わる情報は変わってきます。何を伝えたいかによって倍率を変化させましょう。そしてショップ側が狙った部分に着目してもらう為にも、画像を説明するような文言を一言付け加えるとベターです。
ズームイン(アップ)
・商品の素材感を伝えたい
・商品パーツの詳細な作りを伝えたい
・特徴的な加工を伝えたい

例えば、シルク布の柔らかな感じをアピールする、プラモデルの細かいパーツを紹介する、インテリアでみられるような鏡面仕上げやアンティーク風の加工を紹介する等のシーンでズームイン(アップ)の画像が役立つのではないでしょうか。
商品の細かな特徴を分かりやすくし、「イメージと違った」という声の防止に繋げることが出来ます。
特にアパレルの場合、細かいラメの入った生地なのに全身画像ではラメが入っているように写らないという例もあります。その場合は別途生地のアップ画像を用意した方が良いでしょう。

ズームアウト(引き)
・商品の全体的な雰囲気を伝えたい
・縦横のサイズ感やバランスを伝えたい
・お届け時の状態を伝えたい

メインの商品画像には、全体の雰囲気が伝わりやすいズームアウト(引き)の画像を用いることが多いかと思います。それだけでなく引きの画像ではサイズのバランスなども分かりやすくアピールすることが出来ます。例えばロングチェーンのネックレスの長さのバランス、スリムタイプの水筒などは引きの写真を用意することでウリのポイントが伝わりやすいです。
その他にも、大型商品でお届け時の梱包状態を伝えたい場合や、ギフトラッピングの完成時のイメージ図なども引きの画像が1枚あるだけで安心してお買い物していただけます。

■色々な面を見せよう

真正面からの証明写真のような画像も大切ではありますが、様々な商品の「顔」が伝わるように撮影アングルを変えてみることも重要です。
痒い所に手が届くような複数アングルの画像を用意しましょう。
横から見た画像
・カバンのマチ部分、家具など、厚みや奥行きサイズに関する情報
・PCの側面にある外部接続の位置関係などデザインに関する情報

横から見た画像を載せることで、商品が手元に届いた時のイメージが具体的に出来るようになります。置き場や着用時をお客様の日常に落とし込んでイメージ出来るように、後述の「使用シーンをイメージしよう」の項目と併せて撮影すると良いでしょう。
下・裏から見た画像
・アパレルの背中のデザイン
・底面のすべり止め加工のアピール、キズが付かないような工夫の有無
・ピアスの裏側の装飾の有無、スカートの裏地の透け感
意外と見落としてしまうのが下側・裏側の商品情報です。
すべり止め加工や防汚加工は小物から靴、大型家具まであらゆるジャンルの商品でアピール出来るものです。例え業界では当たり前の加工であったとしても、アピールするのとしないのでは大違いです!
また改良やリニューアルされやすい部分でもありますので、旧バージョンとの比較画像を作成するのも効果的でしょう。

■使用シーンをイメージしよう

サムネイル画像に使用されるような白抜きの画像の他に、実際に商品を使用している場面がイメージ出来るような画像があると購入率はアップします。
その際、ターゲットとなる客層や打ち出していきたい商品イメージを具体的にし、場面設定を行いましょう。またギフト商材の場合、ギフトをもらって喜んでいる人のイメージ画像等もよく用いられています。
例)操作が楽に出来ることをアピールしたい場合
・女性でも片手で楽に扱えることを伝える(折り畳みベッドの開閉など)
・ターゲット層と同世代のモデルを使用する(高齢女性でも簡単に扱える剪定ばさみなど)
・材料を入れてスイッチを押すだけ!のようなイメージ画像
操作の他にも以下のような項目を意識するとシーンの設定がしやすいです
・ブランドイメージ(カラー・モチーフを含む)
・使用する場所(自宅・オフィス・屋外など)
・使用する時(デイリーユース、特別な行事、困った時)

☆小道具を取り入れてみよう
イメージに合う小道具を盛り込むと購入後の使用シーンを想像しやすくなるので転換率アップが見込めます。
また、お客様が想定していなかった新しい使用方法や場面を紹介することで、購入意欲を刺激出来ます。食品ジャンルで見られるような「生産者の間でイチオシのとっておきのレシピ紹介」などはその良い例です。

■商品詳細の説明を画像でやってみよう

通常はテキストを使って商品詳細を入れることが多いと思いますが、商品画像に矢印や寸法を直接入力することにより、一目でサイズを伝えることが可能になります。
サイズやカラー、デザインの違いなどどの情報にも有効な方法ですが、特に役に立つのが複数の商品を比較するという場面です。
全ての商品ラインナップを一覧表示することで好みの商品を選びやすくなり、また注文ミスの防止にも繋がります。

例)
・サイズ違いのラグマットを重ねて撮影し、大きさの違いを分かりやすく見せる
・丈やデザインの違うスカートを同一モデルが着用し、コーディネートの参考になるようにする
・レトルト食品のラインナップをパッケージと共に並べて紹介する


以上、今すぐに出来る商品画像の一工夫に関するまとめでした。

商品画像を活用することにより、言葉よりも簡単におすすめポイントをアピール出来ます。
・何をアピールするべき画像なのか1枚1枚の目的をはっきりさせる
・その画像は適切な情報を伝えているか客観的にチェックする(必要に応じて文字入れもする)
・出来るだけたくさん、かつ異なる切り口の画像を用意する

画像の強みを活かし、上記のポイントを意識するとお買い物しやすい商品ページにバージョンアップします!

次回商品画像を作る際は、ぜひ今回ご紹介したことを意識してみてくださいね。

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